ハゲ怪獣ムラゴンは今日も生きている

興味があること、考えたことを言語化していく所存です。

映像作品を好きになる

昨年,TBSにて放送されていたカルテットというドラマが大好きである.普段はあまりテレビを見ないのでけど,別グループの友人2人に進められたので視聴したら,まんまとドはまりした.

カルテットという作品について色々ググっていると青春ゾンビに行き着いた.なんておもしろいブログなのでろう.25年間生きてきて,映像作品の楽しみ方を知らなかったことを恥ずかしく思い,これから映像作品を楽しめることにわくわくした.

青春ゾンビでは「〇〇話のテーマはXXである.あの小道具や,あのセリフも△△を連想させ,坂元裕二の真骨頂である.」といった具合の感想が書かれている.小説ではこういった読み解き方をある程度国語の授業で教えてくれていたのに,応用の効かない私には映像作品への応用はできていなかった.

一度こういう楽しみ方を知ってしまうとメタ視点での楽しみ方しかできなくなってしまうという悲しみも生じうるだろうが,知ってしまったものは仕方ない.こういった目線で楽しむしかないのである(断言).

"耳をすませば"で楽しむ

知ってしまったからには自分でも映像から色々読み取ってみたい!と思うのが,私である(できるとは言っていないけど,やってみないとつまらない).

今回のターゲットは"耳をすませば"を選定.高橋一生つながりだし,テーマも「夢」「恋愛」だし,なんかいい感じだと思っている.

私が気がつけたメタファとしては,雫の書く物語と雫が置かれている状態がリンクしていることである.夢に向かって走り出したところで,空を飛んだり,才能がないかもと思っていると宝石はシンだ小鳥に変わってしまったりといった具合である.

ググったことがないけど,きっと色んな人がすでにわかりやすい文章で面白くまとめてくれていると思うけど,自分で気づけたということが大事.

良いところを見つけて発信したい

青春ゾンビの素晴らしいところは,作品の良いところについて言及し,「そういうことなのか!もう一度見てみよう!」と思わせてくれるところだと思う.クリエータへの還元方法として,円盤購入があるけど(カルテットはBlue-ray買いました),視聴者を増やすというのも手段もあるということ.

悪いところを見つけて感想にしていると,『あっ、俺今アニメ見ながらまずアラ探ししてそれをネットでどうディスるかばっか考えてた』→自分の正直な『面白かった』は安易に否定してはいけないの状況に陥るということは頭の片隅において置こう. 大学生のときは「どや!俺の着眼点優れていておもしろいやろ?」という承認欲求に飲み込まれそうになっていたけど,私が思うかっこいい大人はそんなことしない.