ハゲ怪獣ムラゴンは今日も生きている

興味があること、考えたことを言語化していく所存です。

銀魂 歌舞伎町四天王編感想

amazon プライム・ビデオにて銀魂 歌舞伎町四天王編を視聴した. 一週間の仕事で溜まった汚いストレスを笑い飛ばそうと思ったのだけど,まさかのシリアス展開に突入してしまった. 結果として,次郎長のかっこよさを知ることができたし,想定よりも少なかったけど笑いもあったので,大満足だ.

次郎長の底知れない強さ

歌舞伎町町内会で華陀の手下が次郎長の背後から襲いかかるシーンにおける次郎長のかっこよさよ. 背後に立たれても全く動じない.一瞬で刺客の右腕を切り落とす居合. それでいて全盛期ではないと語る. もう男の子ならこのかっこよさに憧れないわけないよね. 江戸っ子独特の話し方もしびれる.

墓地での銀時との戦闘においても圧倒的な力を見せつけてくれた. にわか銀魂のファンである私は銀さん最強というイメージを持っていた. ところがどっこい,見事に返り討ちにされてしまう銀さん. 頭に血が昇って冷静ではなかったとしても,圧倒的な敗北.

銀さんの怒号,しびれる. 本気になっている男ってやっぱりかっこいいよね. 刀の柄の部分でぶっ飛ばす次郎長. え,何その技.リーチ短い上に致命傷にならなくね?と思っていたら,案の定,銀さんはすぐに反撃. 土煙に紛れて飛び足すシーンてありがちだけど,やっぱりワクワクするよね. 居合でばらばらにサれる洞爺湖.うろたえない銀さん.ノータイムで最善手を選択するシーンもしびれますよね.自問自答するよりも天才感が増す. 折れた洞爺湖を左肩にぶっ刺したときはおぉ!と思いましたが,2撃目はしっかり封じられ,グーパンで最初の数倍ぶっ飛ばされる銀さん. え,立てないの?って感じでしたが,銀さんレベルがいっぱいいた時代を生き抜いてきたと言われたら,納得せざるを得ない.

負けを認める度量を持つ

すべてを救ってきた銀さんに最終的には敗北を期する次長であるが,彼のかっこよさは負けてもなお健在であった. 圧倒的ない敗北だったことを認めることができるのだ,この男は. 黙っていなくなるとか,黙り込むとか,そんなことはせず,しっかりと負けたことを受け止め,自分が背負ってきたものを降ろし,新たな使命を背負い込む.

何年も積み上げてきたものって愛着枠じゃないですか. 不要になったからって,あっさりと捨てられないですよ.

力だけでなく,信念もあるし,更に敗北を受け入れる度量も併せ持つ男. そりゃビッグになりますよね. たくさんの人に慕われていますし.

お控えなすって,